2025/11/11 15:48

たまには県外の活動の様子もお伝えします。


9月中旬に東京で仕事をして、その後羽田〜新千歳を飛んで札幌で仕事をして、また羽田経由で広島に帰ってきました。

まず東京なんですが、今回はいつもの「関東すずかわ塾」の会場となる体育館の抽選が外れまして、その代わり知人の紹介で

銀座の一等地でコンディショニングセミナーを行う機会を頂きました。天井も床も、ひとあじ違いますよね。

全員が全く初対面の方のセミナーというのはいつも緊張します。

数日前に決まったセミナーですから参加者の皆さんの望む内容とは違っていたかも知れませんし、今思えば僕が緊張しないように上手く僕の話に合わせて下さった所もあったと思います。いろんな意味で感謝です。

とりあえず、「コンディショニングとは何ぞや」という入り口の部分は伝わったのかなと思いますが、この場所にはそれだけでは勿体無い、まだまだいろんな可能性がありそうです。

コンディショニングやボールゲームをコミュニケーションのきっかけにして頂けると、異業種の集まりでもいろいろな相乗効果が期待できそうです。

そして札幌に移動する日の午前中、

もうなんだか懐かしい気がしますが、たまたま世界陸上開幕の日でした。チケットを見るとまだ余裕で入れるじゃないですか。

陸上の世界大会を生で見たのは初めてです。

競歩のトップの選手がスタジアムに入ってきた瞬間、感動してちょっと泣きそうでした。自分でも「あれ?なんで?」と思うくらい感動していました。

ある選手がスタジアムに入ってきてモニターに映し出された表情を見た瞬間、この人は意識がないのかも知れないと感じました。意識を繋ぎ止めようと歯を食いしばっているのが分かりました。

ゴールして、観客に手を振って頭を下げて、その直後に倒れ込んでしまいました。

僕が関わってきたスポーツにはここまで壮絶なシーンは無かったかも知れません。

プロ野球にしても一つのプレーの過程にはいろいろな苦労があった事を知っていますが、試合となると割と華やかな世界でした。

身体能力の極限値を競う陸上の世界一を決める瞬間というのは、何年もの努力が凝縮された迫力がありました。

競歩ですから当然歩いています。歩いていても、迫力がありました。

この世界のことはあまり軽々しく言えませんが、大逆転が起きにくい面白さもありますね。

競技場のいろんなところで、同時進行でいろんな競技が進められるので観ていても飽きないです。

円盤投げの円盤はラジコンカーで運ぶんですが、それをずっと見ていたら大事な場面を見逃してしまいます。

僕が密かに応援していたルーマニアの砲丸投げのトアデル選手は負けてしまいました。

応援していたと言っても、初対面というか、初めて存在を知った選手ですが、ちゃんとストレッチバンドで準備体操していただけで、よし、この人を応援しようと。

当日に応援する人を決めるのも楽しいですね。

で、札幌に移動して「北海道ずずかわ塾」です。

札幌では元ブルペンスタッフの仰と一緒にやっています。仰はトレーナーとお茶の世界の二刀流で頑張っています。

今回はヒップロックがテーマでした。会うたびに「お、勉強してきたな」と思わせてくれます。

その後
ガンバルーンを使ったゲームや

ソフトバレーボールと、かなりの運動量でした。

そして、運動後は

秋刀魚です。
網で秋刀魚焼くの難しいんですが、ものすごく上手に焼けました。

札幌には熟練のサンマ職人や燻製職人が居ます。

暑くなくて一番快適なシーズンでした。

という感じで、ここ10年でいろいろな場所にお友達が増えたので仕事というより、もしかしたらそこの人に会いたいだけかも知れません。

でもせっかく出会った人たちですから、みなさんにはずっと元気でいて欲しいという一心で、自分のできる事をやっています。

自分を役立てるのが仕事、というやつですね。