2025/05/07 13:48

米の価格が高騰していますが、農家の皆さんはいつも通り、なにも変わらないお米作りを続けています。


そこには何の欲も野望もなく、当たり前の伝統行事です。そのスタイルが渋いです。


美しい風景です。

美しい風景なので、稲も丁寧に植えます。ほとんど機械で植えますが、機械もまっすぐ進みませんから熟練の技が必要です。

僕は機械で植えられない部分に手で植えます。

労働という気持ちもありますが、ここ最近はトレーニングのつもりでやっていました。

今は、一つの作品を作っている気持ちもあります。

なので、翌朝早起きしてカメラを手に田んぼに行きます。

もうちょっと広角のレンズを持ってくれば良かったと後悔しました。


これがiPhoneの画像です。まあこれはこれで良いですが、ちょっと色が違うんですよね。

両親もそろそろこの仕事はギリギリの歳になってきました。

でも、まだまだ現役選手の部分もたくさんありますし、やってもらうことで健康寿命につながるのは明らかです。

まだまだ元気いて欲しいと思います。

人間が幸せと感じる要素はいろいろありますが、その一つに「必要とされる」ことがあると言います。

食料が必要なのではなく、農業という「わざ」を伝える人が、まだまだ必要だと思っています。

兄はだいぶ分かってきているようですが、僕はほんの一部しか分かっていません。

少しこっちの分野も意識したいと思い始めた今日この頃です。